パソコンを見ながら電話中のエンジニア

フリーランスエンジニアに源泉徴収は関係ない、と思っている方が意外と多いですね。

実はフリーランスエンジニアも、受注する案件によっては源泉徴収が必要になります。

源泉徴収をすることで、請求書の発行手続きや確定申告時に注意すべき点も出てきます。

そこで今回は、フリーランスエンジニアの源泉徴収について注意すべき点をご紹介していきます。

そもそも源泉徴収とは何なのか

パソコンの前で考え事をしている女性

まずは源泉徴収について解説していきます。

源泉徴収は給与や報酬にかかる所得税を給与や報酬を受け取る側ではなく、支払う側が変わりに所得税を納めてくれる仕組みを源泉徴収といいます。

源泉徴収があることで、自分で所得税を税務署に直接払いに行く必要がないのです。

しかし税金を変わりに支払ってくれているだけで、給与または報酬から天引きされることになります。

源泉徴収とフリーランスエンジニアの関係

フリーランスエンジニアは所得税を自身で収めることが多いため、源泉徴収とは縁がないように思います。

しかし冒頭でも触れたように、フリーランスエンジニアでも源泉徴収が関係することがあります。

フリーランスエンジニアが仕事を受注して報酬を受け取る際に、以下の種類の案件は源泉徴収を依頼者が支払う必要があります。

  • 原稿料
  • 演説料
  • デザイン料

他にもモデル料、プロ野球選手など源泉徴収が必要な仕事もありますが、フリーランスエンジニアが関係するのは主に上記になります。

それぞれの項目について詳しく解説していきます。

原稿料に関係する案件

フリーランスエンジニアの仕事の中にはライティング(執筆)の仕事も多くあります。

しかしライティングでもWebサイトに使用されるものについては、対象外になるものもあります。

演説料に関係する案件

エンジニアの中でもITコンサルタントなどになると稀に演説を頼まれることもあります。

人脈によって違いがありますが、フリーランスエンジニアとして演説を頼まれる機会は少なく、少ないからこそ源泉徴収が必要なことを忘れてはいけません。

デザイン料に関係する案件

フリーランスエンジニアにとってデザインに関係する案件も多く、仕事の内容次第では例外もあるため注意が必要です。

デザイン関係で源泉徴収が必要になる案件には、ロゴ作成やWEBデザインなどがあります。

フリーランスエンジニアの中でもWEBデザイナーとして活躍している方は、源泉徴収が必要なものが多いです。

例外としてはWEBサイト開発については、源泉徴収は必要がありません。

源泉徴収の計算方法

大量の書類を持ち運ぶ男性

源泉徴収には計算方法について解説していきます。

源泉徴収は支払われる報酬が100万円以下と100万円を超える場合で変わってきます。

報酬が100万円以下の計算式

支払われる報酬が100万円以下の場合は以下の計算になります。

報酬額×10.21%=源泉徴収額

例えば報酬額が10,000円の場合は以下の金額が源泉徴収額になります。

10,000円×10.21%=1,021円

報酬が100万円を超える計算式

支払われる報酬が100万円を超える場合は、以下の計算式になります。

(報酬額-1,000,000)×20.42%+102,100=源泉徴収額

例えば報酬が300万円の案件の場合は以下のように計算されます。

(3,000,000円-1,000,000円)×20.42%+102,100円=510,500円

請求書発行時の注意点

ノートパソコンで仕事中の女性

源泉徴収の支払いは依頼者側が支払ってくれますが、報酬を受け取る側のフリーランスエンジニアも計算をしなければいけません。

理由は請求書を作成するときに源泉徴収額を明記することがあるからです。

デザインなど源泉徴収が行われている案件で請求書を発行する場合は、源泉徴収額を計算して記述することに注意しましょう。

また事前に源泉徴収については、請求書への明記方法や手続きに必要な手数料などの扱いもクライアントによって違うため、事前に確認を行って受注することがおすすめです。

確定申告時の注意点

源泉徴収は確定申告前に税金をすでに納めていることになります。

そのため確定申告時には源泉徴収額についても、記述する必要があります。

源泉徴収は案件1つごとに発生するため、しっかりと把握しておくことが必要です。

年間源泉徴収額が10万円あれば、所得税から引かれますが、確定申告時に忘れてしまうと既に支払った10万円の税金をまた支払わなければなりません。

フリーランスは源泉徴収を正しく理解しよう

自宅でパソコンを操作する若い女性

今回はフリーランスエンジニアの源泉徴収について、解説してきましたが、いかがでしたか?

源泉徴収で覚えておくことは、今回ご紹介したことを理解して頂ければ基本は大丈夫です。

まずは源泉徴収が関係する案件を把握していなければ、報酬を受け取ったときにトラブルになることもあるため、自分の受注している案件が対象か対象外か判断できる知識は最低限必要です。

また源泉徴収票も確定申告時に必要になるため、依頼者側から発行してもらったものは、必ず保管して損をしないように注意しましょう。

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