数ある派遣求人の中でも、ITエンジニアの仕事は時給の高さもあって人気があります。
中でも時給が2,000円を超えることも多い、システムエンジニアの仕事に憧れる人は少なくありません。
しかしながらシステムエンジニアの仕事は経験必須であることがほとんどで、求められるスキルが明確に定められていることも多いです。
そこで今回は、システムエンジニアの仕事内容と派遣社員に求められるスキルについて詳しく解説をしていきます。
システムエンジニアの主な仕事内容
まずはシステムエンジニアの仕事内容について、ご紹介していきます。
一言でシステムエンジニアといっても、様々な専門分野があります。
今回は代表的なものとして、以下の3つをご紹介します。
- アプリケーションエンジニア
- データベースエンジニア
- SIer
それぞれについて詳しく解説をしていきます。

もちろんシステムエンジニアの仕事は他にもたくさんありますよ。
アプリケーションエンジニア
アプリケーションエンジニアはプログラマーの上流工程に位置する仕事です。
一般的にイメージされているシステムエンジニアはアプリケーションエンジニアであることが多いですね。
主な仕事内容としては、プログラミング技術を用いてシステムの設計を行うことです。
求められるスキルや経験としてはプログラミング言語と、システムの設計に必要なシステムアーキテクトです。
データベースエンジニア
データベースとは、システムを使用する上で必要となる情報を格納するための機能です。
そのデータベースを設計・構築するのがデータベースエンジニアの仕事。
必要なスキルや経験としてはOrcleやSQLServerなど、データベースに関する基礎知識と経験です。
SIer
SIerは現場での業務が中心で、システムエンジニアの中でも顧客の顔が一番見える仕事です。
SIerの業務内容としては、運用保守やシステム導入、顧客との要件打ち合わせなどがあります。
場合によってはシステム設計から開発まで行うこともあります。
システム全般の幅広い知識をはじめ、クライアントへ業務内容を説明するための仕様書作成などのスキルも必要です。
システムエンジニアとして総合力が求められる仕事といえるでしょう。

システムエンジニアとして関われる領域はとても幅広いので、どんなジャンルの仕事をしたいか考えてみてくださいね。
システムエンジニアとして働くメリットとデメリット
人気のあるシステムエンジニアといえど、すべての人に向いているとはいえません。
どのような仕事にもいえることですが、メリットとデメリット、どちらも理解しておくことが大切です。
システムエンジニアとして働くことのメリットとデメリットについて、それぞれ見ていきましょう。
メリット
システムエンジニアとして働くメリットとしては、以下の点が挙げられます。
- 高収入を得られる
- 専門知識が身につく
- 最新技術を習得できる
- 将来性がある
専門知識が求められる仕事であるため、他の職種と比較しても時給・年収ともに高くなることが多いです。
システムエンジニアとしての豊富な経験があれば、正社員として転職することをはじめ、独立してフリーランスエンジニアとして働くことも不可能ではありません。
今後もシステムエンジニアの需要は増え続けていくことが予想されているため、将来性のある仕事といえます。

手に職がつくので、スキルさえあれば仕事に困ることはないともいえますね。
デメリット
システムエンジニアとして働くデメリットとしては、以下の点が挙げられます。
- 長時間労働が多い
- 技術の習得が大変
システムエンジニアとして働くことの最大のデメリットは、労働時間の長さです。
正社員として働いているエンジニアは特に、残業を避けることはできず、繁忙期には2日連続徹夜なんてこともあります。
また、常に新しい技術を学んでいく必要があるため、スキルを身につけることが好きな方でないと苦痛に感じてしまうでしょう。

サービス残業が常態化しているような職場は実際にあるみたいですね。
システムエンジニアに求められるスキル
システムエンジニアは専門性によって求められるスキルや経験が異なりますが、どのような分野にも共通して必要なスキルもあります。
それはWordとExcel、PowerPointの3つです。
意外に思われる方も多いですが、システムエンジニアは仕様書や顧客への説明資料を作成することも多いのです。
オフィス系ソフトの操作スキルは、システムエンジニアとして活躍する上で必須といえます。

基本的な操作ができれば問題ありませんが、資料作成が苦手な人はあらかじめ勉強しておきましょうね。
派遣社員に求められるスキルや経験
システムエンジニアを含め、IT分野のエンジニアはどこの企業も人が不足しがちです。
そのため、派遣社員にも即戦力として活躍することが期待されています。
派遣先によって差はあるものの、オフィス系ソフトの基本スキルは必須になっていることも多いです。
加えて案件ごとに求められるプログラミング技術やデータベース技術など、専門的なスキルと経験も必要です。
実務未経験の状態から派遣エンジニアとして働くのなら、まずはプログラミング技術の基礎を習得することが大切です。
基礎を身につけられたら、高度なスキルを求められない案件を中心に求人を探してみましょう。

ヘルプデスクやテストエンジニアの仕事であれば、専門的なスキルや経験を求められないこともありますよ。
派遣エンジニアに向いている人とは
派遣エンジニアとして働くことに向いている人は、今後もシステムエンジニアとして生計を立てていきたい人です。
派遣エンジニアなら数ヶ月単位で案件を変えることもできますし、興味のある分野で自分のスキルを磨くことができます。
残業のない案件も探せるため、家庭と仕事の両立を考えるエンジニアにもおすすめです。
キャリアを積んでも現場で仕事ができますし、会社の都合でマネジメントを任されるようなこともありません。
スキルと経験があれが高収入も目指せるので、エンジニアとしてスペシャリストを目指したい方にぴったりです。
いずれはフリーランスとして独立したい、と考えている人にとっても、幅広い経験を積める派遣の働き方は下積みとして最適です。

正社員と派遣、フリーランスなど、働き方を柔軟に選べるのはエンジニアの特権ですよね。
システムエンジニアの派遣求人を探すなら
派遣エンジニアとして高収入を目指すのであれば、派遣会社選びも重要です。
働きながらスキルアップできる案件や、自分の強みを伸ばせる案件を多く抱える派遣会社を選びましょう。
少なくともエンジニア派遣大手のリクルートスタッフィングやパーソルテクノロジースタッフには、登録しておいて損はありません。
高時給案件や残業無しで働けるプロジェクトなど、あなたの希望に合った求人がきっと見つかります。
大手派遣会社ほどサポート体制も充実しているので、はじめて派遣エンジニアとして働く人ほどおすすめです。
まだ登録していない方は、早めに申し込んでおきましょう。
ただし、派遣求人は日々変動しているため、タイミングによっては希望の求人がすべて募集終了となっていることも。
仕事選びで妥協しないように、あらかじめ2〜3社の派遣会社に登録してくことがコツですよ。
エンジニア求人に特化した派遣会社をうまく活用して、理想の働き方を実現しましょう。
あなたの仕事探しがうまくいくことを願っています。