働きすぎで疲れ果てているエンジニア

フリーランスエンジニアに対して、どのようなイメージを思い浮かべるでしょうか。

就業規則に縛られることなく自由に働けて、短い労働時間で高収入を得られるという良いイメージを持たれている方も多いことでしょう。

しかしながらフリーランスエンジニアの実態は、決して甘くありません。

そこで今回は、フリーランスエンジニアの労働時間や収入面の厳しい現実について、詳しくご紹介します。

フリーランスエンジニアの実態と厳しい現実

フリーランスエンジニアの労働時間や収入は、得意としている分野や受注している案件によって大きく変化します。

労働時間と収入に分けて、それぞれの特徴を解説していきます。

労働時間

大きなあくびを浮かべているエンジニア

正社員や派遣エンジニアとして働いている場合、朝9時から18時まで、10時から19時までといった働き方が多いですね。

フリーランスエンジニアの場合、労働時間や始業時間は案件によって異なります。

契約形態も案件によって様々で、時間単位で契約をする案件もあれば納品ベースで契約する場合もあります。

それぞれの特長を順に見ていきましょう。

時間単位で契約を行う案件

SIerやネットワークエンジニアのように、オフィスに通勤するタイプの案件も少なくありません。

この場合、フリーランスエンジニアも正社員や派遣エンジニアと同じように、朝9時や10時から始業開始となることが多いです。

月単位140~180時間など、時間単位で案件を受注している場合は特に、この傾向が多くなります。

時間単位で契約した場合、フリーランスといっても労働時間や就業時間の自由度は低くなります。

レバテックやギークスジョブなどのエージェント経由で案件を受注した場合や、人脈経由で仕事を依頼された場合、自由度の低い案件が多くなりがちです。

せっかくフリーランスになったのに正社員と変わらない働き方をしている…という状況になることも想定しておきましょう。

注意!

時間単位で契約する時は始業開始時間などを事前にきっちり確認しておきましょうね。

納品単位で契約を行う案件

自宅で作業中のエンジニアの男性

オフィスに通勤するタイプの案件もある一方、定められた期日までに指定の成果物をクライアントに納品する案件もあります。

納品単位で契約を行う場合、労働時間は自由であることが多いです。

たとえば、10日以内に3日分の作業ボリュームの納品物を作る場合、最初の3日で終わらせて残りの7日は休むといった働き方もできます。

もちろん上記のような受注方法では、よほど特殊なスキルを持った方でない限り高収入は望めません。

ほかにも、3ヶ月休みなしで働いて3週間休むといった不規則な働き方もできます。

実際のところ、3週間も休んでしまうと仕事へのモチベーションが上がりにくくなったり、長期間休みなしで働くと効率が落ちてしまうこともあります。

在宅で働いているエンジニアも、毎日8時間前後働いて、週に数日休みを取るようなスタイルが多いようです。

フリーランスエンジニアは、その気になれば24時間365日働けます。

とはいえ体を壊してしまっては元も子もありませんので、自分の体調にあった働き方を見つけましょう。

ダメー!

働きすぎて体調を崩してしまうのは、フリーランスにとって絶対にやっちゃいけないことですよ。

手取り収入

札束を胸ポケットに入れる男性

続いてフリーランスエンジニアの収入面についてご説明します。

受注件数や納品数、案件の単価によってフリーランスエンジニアの収入は大きく変動します。

ある程度安定的に働いているフリーランスエンジニアの場合、月収60~80万円前後という方が多いようです。

正社員や派遣エンジニアとして働いていた頃と比べると、手元に入ってくるお金が2倍以上になることも少なくありません。

ヤッター

フリーランスとして独立する以上、正社員の頃より高収入を目指したいですよね。

社会保険代や税金が引かれる

ここで注意したいのが、手元に残るお金も2倍になる訳ではないということ。

フリーランスエンジニアの場合、受け取った報酬から保険料や年金、所得税や住民税が引かれることを想定しておく必要があります。

正社員や派遣エンジニアであれば、所得税や社会保険が引かれた金額で振り込まれるのが一般的ですが、フリーランスは異なります。

在宅の案件は特に、仕事用のパソコンも自腹で購入しないといけません。

パソコンの費用は経費として計上できますが、自分の懐からお金が消えていくことに変わりはありません。

たくさんお金が入ってきたからといって、調子に乗ってお金を使い込んでしまうと翌年の住民税で苦しむことになるので気をつけましょう。

手元にお金をたくさん残すためには、青色申告を活用することも大切です。

フリーランスエンジニアに青色申告をおすすめする理由について、以下の記事で詳しく解説しているのでよろしければご覧ください。

どれだけ休みを取るか

フリーランスエンジニアとして働く場合、休みをどれだけ取るかによって収入が大きく変化します。

たとえば、時間単価4,000円のフリーランスエンジニアが2人いた場合、ひとりは1ヶ月の労働時間が150時間、もうひとりは300時間の場合、月単価は60万円と120万円になります。

先ほどもご説明した通り、企業に属していない以上、働こうと思えばいくらでも働けてしまいます。

就業規則や36協定なども気にする必要はありません。

どの程度稼ぎたいかによって、どれだけ働くかを決めるようにしましょう。

うーん

年間の売上が1,000万を超えると消費税を収める必要が出てきます。お金の使いすぎには気をつけましょうね。

自由度の高さは必ずしもメリットではない

目頭を押さえている疲れた女性

好きな時間に起きて、通勤ラッシュに揉まれることもなく、好きなときに仕事をする。

フリーランスの働き方に誰しも一度は夢を見ることでしょう。

この記事を担当しているライターである私も、自由度の高さに憧れてフリーランスエンジニアとして独立しました。

しかしながら、いざ仕事を始めるとメリハリがつかなくなったり、デメリットも感じるようになりました。

自制心が強く、仕事にメリハリをつけられる方なら問題ないかもしれません。

きっちりとメリハリをつけるのが苦手な方の場合、ある程度勤務時間が定められている方が安定的にパフォーマンスを発揮できることもあります。

ヤレヤレ

フリーランスの働き方は向き不向きがあるので、誰にでもおすすめできるわけではありません。

フリーランスエンジニアの自由度はスキル次第

デートを楽しむ若いカップル

自由度の高さに憧れてフリーランスエンジニアを目指す方は少なくありませんが、案件を選べるだけのスキル、案件を受注できる営業力があってこそです。

フリーランスは正社員や派遣エンジニアのように守られている立場ではないため、連日連夜働き詰めなのに収入が増えない…という悪循環に陥ってしまうリスクもあります。

コツコツとスキルを磨いて、着実に経験を積んでいけば、自由度の高さを実感できる機会は増えていくでしょう。

フリーランスとして独立してしまえば自由になれる、というものではありませんので、くれぐれも注意が必要です。

これからフリーランスエンジニアとして独立を考えている方は、理想とする働き方を実現できるだけの実力を身に着けましょう。

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