3台のパソコンの前で悶絶しているエンジニア

エンジニアとして働いている方の中には、フリーランスエンジニアになろうと考えている方も多いですね。

出勤時間や休日を自分で決められたり、自由度と収入の高さは魅力的ですが、独立することのデメリットがないわけではありません。

そこで今回は、フリーランスエンジニアになることのデメリットについて詳しく解説していきます。

フリーランスエンジニアになるデメリット

フリーランスエンジニアとして働くデメリットとしては、主に以下の点が挙げられます。

  • 営業活動が大変
  • 保険料負担が大きい
  • 国民年金で将来が不安
  • 収入はピンきりで不安定
  • 確定申告が面倒くさい

それぞれのデメリットについて詳しく解説していきます。

営業活動が大変

街路樹に囲まれて電話中のスーツ姿の男性

フリーランスエンジニアとして収入を得るためには、とにもかくにも案件を受注しないと話になりません。

エンジニアとしての技術をいくら磨いたところで、仕事を取ってこなければ収入はゼロです。

今まで培ってきた豊富な人脈があれば、人づでで仕事を依頼してもらうこともできるでしょう。

とはいえ、営業に苦手意識を持つエンジニアが多いのも事実。

フリーランスエンジニア向けのエージェントサービスや、クラウドソーシングをうまく活用することで、安定的に収入を得ることができます。

いずれにしても、自分の力で案件を受注しないといけない、という事実をまずは認識しましょう。

ヤレヤレ

正社員の頃は毎月給料をもらえましたが、フリーランスになると働いた分しか収入が増えません。

保険料負担が大きい

フリーランスエンジニアになると、多くの方は国民健康保険に加入することになります。

正社員や派遣エンジニアから独立した場合、一時的に任意継続を利用することもできますが、最大で2年間しか利用できないため、最終的には国保に加入します。

国民健康保険の自己負担額は、正社員時代に負担していた健康保険料より高くなることが多いです。

収入が増えるほど保険料も高くなっていく仕組みなので、そこそこ稼いでいる方ほど保険料の負担は悩みの種になります。

また、国民健康保険には扶養という考え方がないため、子どもが生まれたり、被保険者が増えると保険料は高くなります。

うーん

健康保険は大切な社会保険のひとつですが、できるだけ保険料負担は少なくしたいのが本音ですよね。

国民年金で将来が不安

国民健康保険と同じように、フリーランスエンジニアとして独立すると国民年金へ加入することになります。

会社員時代に加入していた厚生年金と国民年金では、老後に受け取れるお金に大きな差が生まれます。

厚生労働省が2017年3月に発表した「平成27年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、年金支給額は、国民年金が平均月額で55,000円、厚生年金は147,000円という実績が公開されています。(一部要約)

実際に年金はいくらもらえるのか – シニアガイド

国民年金は徐々に支給額が下がっているため、どうしても老後のことが心配になってしまいます。

フリーランスとして働く以上、若いうちから老後に向けた対策を行わなければなりません。

個人年金に加入しておけば、ある程度老後の心配を払拭できますが、月々の負担が増えることは覚悟しておきましょう。

収入はピンきりで不安定

財布が空っぽでショックを受けている男性

正社員として働いていれば、勤め先の企業が倒産でもしない限り毎月安定した収入を得ることができます。

派遣エンジニアの場合も、エンジニアとしての経験やスキルがあれば派遣会社から積極的に派遣先を紹介されるため、比較的安定した収入を稼ぐことができます。

その点、フリーランスエンジニアの場合は、案件を受注して依頼を完遂しなければ収入はゼロのままです。

時間単価で契約する案件であれば、毎月それなりの収入を見込めますが、納品ベースで契約した場合は注意が必要です。

受注から半年後に納品の案件だった場合、無事に成果物を納品しても、報酬が振り込まれるのは納品から1〜2ヶ月経ってからということもザラにあります。

つまり案件の受注状況によっては、毎日必死に仕事をしているのに、しばらく収入が途絶えることになってしまいます。

たくさん案件をこなせば高収入を得られますが、そもそも案件を受注できなければ手元にお金は入ってきません。

正社員や派遣社員と比べて、遥かに不安定であることは覚悟しておきましょう。

ダメー!

24時間365日働き続ければ、その分収入も大幅にアップしますが、働きすぎで体調を崩してしまっては元も子もありません。

確定申告が面倒くさい

フリーランスエンジニアとして独立すると直面するのが確定申告。

エンジニアとしての業務に集中したい、という気持ちも理解できますが、適切に節税すれば保険料や住民税の負担を小さくすることもできます。

控除額の大きさから青色申告がおすすめではあるものの、知識ゼロの状態から取り組むのはそこそこ大変です。

税理士に会計処理を任せてしまうという手もありますが、まとまった出費が必要になります。

確定申告を避けることはできないため、早めに準備しておくことをおすすめします。

フリーランスに向いていない人の特徴

フリーランスエンジニアになることの主なデメリットをご紹介しましたが、それでもフリーランスとして活躍している人は山のようにいます。

正社員時代より遥かに高い収入を稼いでいるフリーランスエンジニアもたくさんいます。

ではフリーランスに向いていない人というのは、どういった人なのでしょうか。

主なポイントを整理すると、以下の3点になります。

  • メンタルが弱く自律心のない方
  • コミュニケーションを取るのが苦手な方
  • エンジニアの仕事以外をしたくない方

それぞれ解説していきます。

メンタルが弱く自律心のない方

頬を膨らませている若い女性

フリーランスエンジニアとして生計を立てていくなら、メンタルが弱い方はあまり向いていません。

先ほどご紹介したデメリットや不安要素を乗り越えて、前に進んでいける人でないと難しいでしょう。

安定性を重視する方は、フリーランスにならず正社員や派遣エンジニアとして働くことを考えましょう。

また、フリーランスエンジニアは上司もいなければ同僚もいない環境で働くことが多くなります。

仕事をサボろうと思えばいくらでもサボれてしまいます。

自律心のない方は、フリーランスエンジニアに向いているとはいえません。

テヘペロ

在宅で働けるのは通勤のストレスから開放されるメリットはあるものの、いくらでもサボれてしまうリスクもありますね。

コミュニケーションを取るのが苦手な方

プロジェクトにアサインされたり、現地作業員として契約している場合、依頼元の社員の方と仕事をする機会が多くなります。

フリーランスエンジニアは自分自身が商品そのものですから、円滑なコミュニケーションができないと継続依頼はされないものと思いましょう。

在宅案件のみで稼いでいくつもりでも、少なくともメールでのコミュニケーションは発生します。

依頼元からの信頼を得るためにも、適切なコミュニケーションが取れるように心がけましょう。

また、フリーランスエンジニアとして長く働いていると、自分より年下のプロジェクトリーダーやマネジャーと仕事をする機会も増えます。

年齢や経験は自分が上だったとしても、プロジェクトにおける責任者の立場を尊重することが大切です。

責任者から頼ってもらえる存在になれると、継続的に仕事を依頼される関係を構築できるでしょう。

ダメー!

自分のほうがエンジニアとして上だからといって、偉そうな対応をするのは絶対にダメですよ。

エンジニア以外の仕事をしたくない方

肩がこって空をみあげている男性

フリーランスエンジニアとして独立すると、各種事務作業も必須になります。

請求書を発行しないと報酬が振り込まれませんし、仕事上の交通費や各種経費もきちんと記録を取っておかないと確定申告の際に困ることになります。

エンジニアとしての業務以外はやりたくない!ということであれば、フリーランスより派遣エンジニアとして働くことが向いているかもしれません。

フリーランスになる以上、エンジニア以外の仕事が発生することも独立前に理解しておきましょう。

ちなみに、既婚者で奥様が専業主婦の場合は、会計処理をはじめとした各種事務作業をお願いして、給与を経費計上するという手もあります。

ポイント!

レシートをスキャンできるスマホアプリなど、うまくツールを活用して事務作業を効率化しましょう。

フリーランスとして独立する前に要判断

ベンチャー企業で働くエンジニアたち

自由度の高い働き方ができたり、正社員や派遣エンジニアでは届かない高収入を得られたり、フリーランスとして独立するメリットはたくさんあります。

とはいえフリーランスの働き方は向き不向きがはっきりと現れます。

決して万人におすすめできる働き方ではありません。

今回ご紹介したデメリットや向いていない人の特徴をよく理解して、フリーランスとしてやっていけるかどうかを検討してみてください。

あなたにとって理想の働き方を見つけてもらえたらと思います。

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