オフィスで電話中の社会人女性

フリーランスエンジニアとして働く場合、単価の相場がいくらぐらいかご存知ですか?

独立したばかりの方は特に、自分自身の報酬をどれくらいで設定すればよいのか悩んでしまいがちです。

単価の相場をしっかり把握しておかないと、損をしてしまう可能性もあります。

そこで今回は、フリーランスエンジニアの単価相場や稼げる案件を探すコツについて詳しく解説していきます。

フリーランスエンジニアの単価相場

在宅で仕事中のエンジニア

正社員として働いている場合、会社に決められた基本給+残業代、それに加えてボーナスが主な収入になります。

派遣エンジニアとして働いていれば、派遣契約で定められた時給×労働時間が収入になります。

いずれの場合も、基本給や時給を自分の意志で決定することはできません。

その点、フリーランスエンジニアとして働いていると、自分自身の値段を自由に決めることができます。

月20万に設定することもできれば、月100万円にすることもできるのです。

コチラ

派遣エンジニアとして働いていれば、時給の高い案件を選ぶことはできますね。

月単価の平均は50~80万円

報酬額を自由に決められるといっても、相場とかけはなれた金額を設定するのは避けたいものです。

一般的に、フリーランスエンジニアの平均的な月単価は50~80万円と言われています。

エンジニアによってピンきりですので、実力のある方は月単価を150万円以上に設定していますし、月単価10万円以下の方も少なくありません。

ただし、月単価150万円以上の方が月単価80万円の方より高度なスキルを持っているかというと、必ずしもそうとは限りません。

月単価150万円の方の稼動時間が300時間以上/月で、月単価80万円の方の稼働時間は100時間/月という可能性も考えられます。

フリーランスエンジニアの報酬は出来高制が基本となるため、どれだけ案件をこなせるかが収入に直結します。

就業規則や36協定などもないため、働こうと思えば24時間働くこともできてしまいます。

ダメー!

働きすぎで体を壊してしまっては意味がありません。ライフスタイルに合った働き方を探しましょうね。

案件を受注するコツと注意点

働きすぎで疲れ果てているエンジニア

フリーランスエンジニアは自身の報酬をどのように設定して、案件を受注していけばよいのでしょうか。

案件の受注には一定のコツがあり、注意すべき点もあります。

それぞれ詳しく解説していきます。

相場の単価を基準に交渉が必要

フリーランスエンジニアの報酬は自身で決めるとご紹介しましたが、それでも案件や内容ごとに相場はあります。

極端な例ですが、単価相場が5,000円の案件に対して、200,000円を提示しても契約してくれる企業は見つからないでしょう。

フリーランスには正社員のような基本給はないため、案件を受注できなければ収入はゼロのままです。

自身の希望はもちろん必要ですが、案件を受注するためには案件ごとの相場単価を基準として交渉することが重要です。

ポイント!

案件の相場はネットで調べることもできますが、エンジニアの先輩や知人に聞けるとベストですね。

自分を安売りしすぎないことが大切

腕でバツマークを作る若くて綺麗なエンジニア

案件を受注する際には、自身を安売りしすぎないように注意しましょう。

独立して間もない方は特に、受注への焦りから相場よりもかなり安い金額で受注してしまうことが少なくありません。

気持ちはわかりますが、長期的に見ても大きな損失につながる可能性があるため気をつけてください。

たとえば長期案件を相場よりも安い単価で受注してしまうと、作業量に見合わない報酬で働き続けることになってしまいます。

また、一度でも安く受注してしまうと、同一の依頼元に対して値上げを交渉することは非常に難しくなります。

発注元としても、余程の理由がない限り報酬を上げたくないのが本音です。

強引に値上げしようものなら、別のエンジニアに仕事を取られてしまうだけです。

まずは自信を持って相場より少し高めの金額で交渉して、相場より安くならない程度で値下げ交渉に応じて契約することがおすすめです。

モリモリ

営業が得意な方だと、契約時の単価交渉をスムーズに進められることも多いですね。

単価の高いフリーランス案件の探し方

ここからは、どのように案件を探していけばよいのかについてご説明していきます。

フリーランスエンジニアが案件を探すための選択肢としては、主に以下の3つです。

  • 自分自身で営業して案件を獲得する
  • エージェント経由で案件を紹介してもらう
  • クラウドソーシングで案件を探す

それぞれについて順を追って解説していきます。

自分自身で営業して案件を獲得する

客先で営業中のエンジニア

単価の高い案件を獲得したいなら、自分自身で営業することをおすすめします。

後ほどご紹介するエージェントやクラウドソーシングを利用する場合、どうしても手数料を抜かれてしまいます。

自分で営業して、自分で案件を獲得できれば、報酬の100%が自分の口座に振り込まれます。

契約や単価交渉など、すべて自分でやらないといけないという大変さはありますが、相応の報酬が手に入ります。

人脈が豊富にある方や、営業活動に苦手意識のない方は、自分で案件を探すことを検討してみましょう。

テヘペロ

既存のクライアントに知り合いの会社を紹介してもらうなど、うまく人脈を活用しましょう。

エージェント経由で案件を紹介してもらう

面談中の若いコーディネーター

フリーランスエンジニア向けのエージェントとは、仕事を探しているエンジニアと、エンジニアを募集している企業をマッチングしてくれるサービス。

単に案件を紹介してくれるだけではなく、契約や業務の打ち合わせまで手厚くサポートしてくれるという特徴もあります。

営業や交渉が苦手なエンジニアや、開発の仕事に集中したい方にはとてもおすすめです。

ヤッター

案件を紹介してもらえることに加えて、条件面の交渉もお願いできるのはありがたいですよね。

レバテック

レバテック

フリーランスエンジニア向けのエージェントサービスならレバテックがとても有名です。

抱えている案件数は業界最大級で、エンド直請けの高単価案件の豊富さが魅力。

特に経験豊富なフリーランスエンジニアの方は、良い条件の案件と出会える可能性が高いです。

レバテックの担当者があなたと企業の間に立って、各種調整や交渉を行ってくれるので、エンジニアとしての仕事に集中できるのはうれしいですね。

案件を受注するにあたり、企業側と顔合わせを行う場合も担当者が同席してくれるなど、手厚いサポートも受けられます。

レバテック利用時の注意点

手数料は10%~20%で、クラウドソーシングなどと比較するとシステム手数料は少々高めに設定されています。

案件は首都圏と関西圏がメインとなっているため、お住いの地域によっては案件の紹介まで時間がかかることもあります。

また、案件数が豊富といってもエンジニアとしての実務経験がほとんどない場合、登録を断られることもあります。

geechs job(ギークスジョブ)

geechs job

geechs jobもフリーランス向けのエージェントサービスとして有名な会社です。

フリーランスエンジニア一人ひとりにgeechs jobの社員が付いてくれて、営業やカウンセリングなどのサポートをしてくれます。

経験やスキルを登録しておくことで、あなたに合った案件を探してきてくれるため、自分で営業活動をする必要がなくなります。

また、案件を受注して作業を行っている間も随時相談などのサポートを受けられるため、初心者の方には特におすすめです。

現在の案件が終了する前に次の案件も用意してくれるため、フリーランスエンジニアの悩みである案件が途切れる心配がなくなります。

他のエージェントサービスと比べて対応地域も広いため、首都圏以外にお住まいの方にもおすすめです。

geechs job利用時の注意点

geechs jobで取り扱う案件は出勤型の案件が多く、在宅向けの案件はゼロではありませんが少ないです。

在宅型の案件を中心に活動しているフリーランスエンジニアの方はすぐに案件を紹介してもらえない可能性があります。

案件を探してきてくれるスピードが早いため、すぐに案件を受注できる状態で相談に行くことをおすすめします。

Midworks(ミッドワークス)

ミッドワークス

Midworksはgeechs jobと同様に、企業とフリーランスエンジニアをマッチングしてくれるサービスのひとつです。

Midworksの最大の特徴はフリーランスエンジニアでありながら、正社員並みの手厚い福利厚生などのサポートが受けられることです。

サポート内容は以下の通り。

福利厚生制度

リロクラブと提携し、フリーランスエンジニアのデメリットのひとつである福利厚生をカバーしています。

給与保障制度

今すぐ働ける案件がなくても、スキルや実力をMidworksに認めてもらえれば、給与を保障してくれる制度です。

必要経費支援

勤務先までの交通費をはじめ、技術書や勉強会への参加費を支援してくれます。

保険の半額負担サポート

フリーランスエンジニアの場合、正社員や派遣エンジニアと違い各種保険料を全額自分で支払わなければなりません。

しかしMidworksの保険の半額負担サポートが適用されていれば、正社員や派遣エンジニアと同じように保険料を半額Midworksが支払ってくれます。

その他サポート

他にもフリーランスエンジニアとして独立して間もない方向けに、確定申告時の税理士紹介や単価公開などのサポートを受けられます。

Midworks利用時の注意点

Midworksは高額報酬を得られる案件も多いですが、首都圏の案件が多くなっています。

地方で働ける案件はかなり少ないのが現状です。

また、未経験で受注できる案件は取り扱っておらず、経験のない方は登録を拒否されることもあるため注意が必要です。

BITA(ビットエー)

ビットエー

BITAはWEBの案件に特化したフリーランス向けのエージェントサービスです。

他のエージェントサービスと比べて、高いスキルを求められる案件が多く、報酬も高額です。

経験豊富なフリーランスエンジニアには特におすすめのエージェントです。

クライアントも大手企業が中心で、大きなプロジェクトに参加したい方や大手企業に正社員として転職したいと考えている方にもおすすめです。

BITA利用時の注意点

BITAで取り扱っている案件は高いスキルが必要なものが多いため、エンジニア初心者の方にはおすすめできません。

また、エンジニアとしての経験が長い方でもWEBの開発経験が少ない方は、紹介してもらえる案件がない可能性もあるため、事前に確認するようにしましょう。

クラウドソーシングで案件を探す

ベランダでコーヒーを飲んでいる中年男性

フリーランス向けのエージェントサービス以外にも、クラウドソーシングを活用して案件を探すという方法もあります。

国内のクラウドソーシング大手といえば、クラウドワークスやランサーズが有名です。

既に登録済みの方も多いと思いますが、それぞれの特徴について簡単にご説明します。

まだ登録していない方は、どんな案件があるかをチェックするためにも、この機会に登録しておきましょう。

クラウドワークス

クラウドワークス

クラウドワークスは案件探しに使われるサイトの中でも非常に有名です。

有名なだけあって案件数も多く、プログラミングからライティングなど案件の種類も豊富です。

在宅で働ける案件や現場で作業を行う案件など、幅広い案件が募集されていることからも、多くのフリーランスエンジニア方が活用しています。

デメリットとしては、システム手数料が高い点です。

クラウドワークスのシステム手数料は以下になります。

  • 報酬額20万円超え:5%
  • 報酬額10万円超え20万円以下:10%
  • 報酬額10万円以下:20%

10万円の案件であれば、2万円がシステム手数料として引かれ、フリーランスエンジニアには8万円だけが支払われます。

またクラウドワークスから自身の口座に報酬を振り込む場合も手数料が発生する場合があります。

ランサーズ

ランサーズ

ランサーズもクラウドワークスと同様に、フリーランスエンジニアが案件を探す上でよく利用しています。

ランサーズもクラウドワークスに負けず劣らず案件数が多く、案件の種類だけで言えばランサーズの方がクラウドワークスよりも多いです。

デメリットはクラウドワークスと同じく、システム手数料が高い点です。

システム手数料は以下になります。

  • 報酬額20万円超え:5%
  • 報酬額10万円超え20万円以下:10%
  • 報酬額10万円以下:20%

現時点ではクラウドワークスとまったく同じになっていますが、今後変動する可能性もあるため、定期的に確認することをおすすめします。

特にこだわりがなければ、クラウドワークスとランサーズの両方に登録しておくとよいでしょう。

クラウドソーシング活用時の注意点

電車の中でスマホをチェック中の女性

クラウドソーシング経由で高額報酬の案件を受注したにも関わらず、想定していたほど月単価が増えなかった…という経験を持っている方も多いです。

繰り返しになりますが、正社員や派遣エンジニアと違ってフリーランスエンジニアの収入は出来高制です。

つまりフリーランスエンジニアとしてお金を稼ぐことを考えるなら、生産性を意識しないといけません。

たとえば以下の2つの案件があったとします。

  • A:Webサイトを作成する案件@報酬100,000円
  • B:顧客管理を行うシステム開発案件@報酬200,000円

開発にかかるKL(ソースコードの行数)はおおよそ同じだった場合、皆さんはどちらを選びますか?

何の前提条件もなければ、Bの案件を選ばれる方は多いでしょう。

ここで注意しないと、思わぬ落とし穴にハマってしまうリスクがあります。

コチラ

クラウドワークスやランサーズは在宅案件が多いのも魅力です。会員登録はしておきましょう。

コストパフォーマンスの高い案件を嗅ぎ分ける

報酬額は1/2だったとしても、かかる工数が1/3だった場合はどうでしょうか。

その他の受注案件によって状況は変わりますが、単価の高い案件より単価は低くてもすぐに納品できる案件を選んだほうが、結果的に収入アップにつながることも多いです。

クラウドソーシングを活用して稼げる案件を探すコツは、コストパフォーマンスの良い案件を嗅ぎ分けることです。

必要な工数と報酬を比較して、今受注すべき案件を見極めていきましょう。

経験が浅いうちは難しいかもしれませんが、少しずつ案件を嗅ぎ分けられるようになっていきます。

継続依頼してくれるクライアントは重要

ガッチリと握手を交わすエンジニア

フリーランスエンジニアとして働く場合、案件を探したり営業活動を行っている時間は報酬が発生しません。

ひとつの案件が終わる度にゼロから案件を探すのは、なかなか骨が折れるものです。

1〜2ヶ月仕事が何もない状態が続いてしまうと、精神的にもツラくなってきてしまいます。

だからこそ、一度の受注をきっかけに継続的に仕事を依頼してくれるクライアントは非常に重要な存在です

継続依頼を獲得できるように、積極的に仕事に取り組んでいくことも、フリーランスエンジニアとして稼いでいくためのコツです。

モリモリ

顔の見えない相手からの依頼だったとしても、きちんと信頼してもらえるようにコツコツ努力していきましょうね。

単価相場をつかんでエンジニアとして飛躍を

パソコンの前で遠くを見つめる男性

今回はフリーランスエンジニアの単価相場や稼げる案件を探すコツをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

フリーランスエンジニアの案件も様々な種類があるため、独立したばかりの頃は相場を把握することに苦労するかもしれません。

クラウドワークスやランサーズで案件を探していると、このジャンルの案件はこれくらいの報酬が多いと、おおよその相場をつかめるようになります。

まずは相場と変わらない単価で仕事を請けつつ、少しずつ単価の高い案件を受注していくことをおすすめします。

効率的に稼げる案件を探して、フリーランスエンジニアとして飛躍を目指しましょう。

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